働き盛りの人の食事と健康

20代から30代にかけて私たちの生活環境は大きく変化します。学生から社会人になる、一人暮らしをする、結婚して家族をもつなど、人生の中でも大きな変化を迎える年代といっても過言ではありません。
それは私たちの体においても同じで、30歳を過ぎると諸臓器の発育は終わって維持の段階に入り、栄養状態や運動・休養などの状況によっては衰退過程に入ると考えられており、精神的ストレスや不規則な生活から健康上のさまざまな問題を生じやすくなってきます。

例えば日ごろから運動不足の人やあまり体を使わないし仕事のひとなどはエネルギーの摂取過剰になりやすくなり、肥満や生活習慣病が現れてくる時期でもあります。
学生の時と比べて見た目も体重も大きく変わったなという人が身近にいるケースありませんでしょうか。学生時代は暴飲暴食しても比較的運動することでエネルギーを消費していたものが、社会人になったことでエネルギーの消費ができなくなってしまったのがまさにこの事例です。仕事中心の生活から食事が不規則になり、栄養バランスの偏った食事、アルコールやエナジードリンクなどを飲みすぎてしまうなど不規則な食生活になることで、生活習慣病を誘発する原因となってしまいます。そこでバランスのとれた規則正しい食事が大切になってきます。